「教師や講師は五者であれ」
この言葉は、昔からよく耳にする言葉です。
「五者」とは、学者、医者、役者、易者、芸者の五つのことです。
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・学者のように学びなさい
・医者のように生徒や保護者の心情を診なさい
・役者のように生徒を魅了する指導をしなさい
・易者のように生徒の未来と可能性を推察しなさい
・芸者のように生徒に寄り添うように接しなさい
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このように教育者や指導者に求められる役割を五つの者にたとえた言葉です。
これは、昭和時代からよく言われてきた言葉です。
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現代では、ハラスメントへの問題意識や対策の変化、ITを駆使したコミュニケーション方法の変化等、
生徒達に接する考え方や環境は色々と変わってきました。
そのような変化に的確に対応しながらも、
この言葉に込められた教育や指導に対する考え方は、現代でも十分通用するもので、意識すべきことだと思います。
今回の本年度の第2回入社式を迎えるにあたって、
そんな話をさせて頂きました。
【長岡】
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