文脈類推【キッズ・アカデミー流山おおたかの森校】
「ことばの学校」のグレードA-1に『みんなのきもち』という本があります。
その読書ワークに 「すなおにしたがった。」の「すなおに」は次のどの意味ですか?
という問題があり、すごく悩んでいる生徒さんがいました。
この場合の答えは「おとなしいようす」です(写真参考)。
生徒さんは「そうなんだ~」とちょっと不思議そうに答えを書いていました。
「ことばの学校」では、答えを出すときに、前後の文脈から意味を類推します。
単語そのものの意味は知らなくても、文を読めば意味は推し量ることが出来るでしょう。
また、同じ単語でも、その時々で意味が違う場合もありますので、文脈から理解する必要があります。
単語だけとにらめっこして考えるのではなく、こうして言葉を覚えることが大事です。
どんな時にその言葉を使うのかが分かりますので、自分で文を書く時にも自然に使うことが出来るようになります。
また、テストの際に分からない単語があったとしても、前後の文脈から類推する癖が付いていれば、それをクリア出来るでしょう。
それでも分からない時は国語辞典で調べます。
国語辞典を学校で使うのは3年生からですが、辞書を引く練習にもなります。
これからも、たくさんの本を読んで問題を解いて、語彙力を身に付けてくれたら良いな、と思います。
【下川】