秋の勉強法【河合塾マナビス新鎌ヶ谷校】
こんにちは、新鎌ヶ谷校の菅野です。学校の文化祭や体育祭などの行事も終わり、三年生の皆さんは受験一色の生活になっているかとは思いますが、この時期にどんな勉強をするべきなのか話したいと思います。
まず確認してもらいたいのが、夏休みにできなかったこと、やり残したことはないか、ということです。よく「大学受験勉強は夏休みで決まる」と言われますが、夏休みだけで決まるわけではありません。これから受験までどのように学習していくかによって、夏休みに満足に勉強できなかった人も挽回できます。自分が夏休みに取り組めなかった範囲を特定して、しっかりと今のうちから取り組むようにしましょう。
また、この時期になると、模試の結果などから焦りを感じて、自分のレベルにあっていない難しい参考書などに手を出してしまっていないでしょうか。これでは力はつきません。解答を読んでみても分かったつもりになるだけです。自分の今の学力をきちんと理解し、適切なレベルの勉強ができるように心掛けましょう。
最後に、学習が進んできた人は実際に過去問を一度解いてみることを薦めます。自分が最終的に解くことになる問題ですから、ゴールを見据えるためにやっておいた方が良いでしょう。過去問でなくても問題演習をすることもまた大切です。知識を頭に入れていく作業から出していく作業に慣れていくことが最大の目的です。この作業に慣れているかそうでないかで、入試本番に自分の力を発揮できるかが決まります。本番で悔しい思いをしない為にも、時間を計りながら解いてみてください。