なぜ勉強しなければならないのか。【京葉アカデミー牧の原校】
もはや永遠のテーマだと思います。
そして、時代によって変わってくるものだと思います。
とくに嫌いな人にとってはやらなくて済むならその方がいいと思いますよね。
「将来のため」
「良い大学に入るため」
「夢を叶えるため」
「なりたい職業につくため」
正論です。間違いありません。
しかし、たいていのお子様は何十年も先の自分をイメージすることは難しいかと思います。
では、改めて「勉強する意味」とはなんでしょうか?
私が思う3つの理由をお話しさせていただきます。
1.視野を広げるため
“学び”を得ていく中で今の自分が知らないことを知ること、もしくは今まで感じたものとは違う何かを発見することになり、
自分の正解を広げていくのです。
2.生活の役に立つものを学ぶため
たくさんの“疑問”を感じてもらいたいと考えています。
「なぜ?」「どうして?」を感じて、一つ一つ調べてまた自分の知識にして、次の「なぜ?」「どうして?」につながり、
新しい世界をどんどん広げていくことができます。
3.時代に合わせた必要な能力を伸ばすため
最近の入試問題を見ると、「教わったことを覚えているか」ということよりは、
「なぜこの公式が導かれるか」という思考力や
「どのように伝えるか」といった表現力を求められている傾向にあります。
すると、“考える力”を身につける必要があり、視野を広げ、自分の言葉で物事を表現する手段を身に着ける必要があります。
これは、社会で生活するうえで必要なことですね。
東京大学名誉教授で教育学者の汐見稔幸先生は「なぜ勉強するのか」という問いに、「好奇心や思考力、表現力を伸ばすため」と答えています。
社会に出るとたくさんの人と接することになります。
思考力とコミュニケーション能力を鍛えていければいいですね!