過去問題研究と指導法【京葉アカデミー牧の原校】
進学塾として当たり前のことですが、入試の過去問題研究は重要です。
当塾の社員達が1学期中に研究した本年度の公立高校入試問題の発表会を、先日の社員会議で行いました。
(出題傾向研究の詳細は、ここでは控えさせて頂きます。)
この研究報告内容を、当校舎もふくめて全校舎での指導に十分活かしていきます。
小手先のテクニックだけでなく、各科目の基礎と基本を理解させた上で、演習などで応用実践力を養い、各科目の学力を高めていく“王道の指導”は当然何よりも大切です。
それに加えて、出題傾向、配点、そして問題難易度の変化などを分析して、
指導する優先順位、指導する上での留意点を各講師間で共有すること、試験を受ける上での効果的な解き方やコツを生徒たちに伝えること、これらもまた進学塾としては当然すべきことです。
上位高校を受ける生徒には、合否を左右する難易度の高い問題でハスココアが取れるように、力を入れた指導をしなければなりません。
中堅高校を受ける生徒には、確実に合格点数を確保させるために、難易度の高い問題は取れなくても良い代わりに、正答率の高い問題は確実に点数を取らなければなりません。そのためには、そのレベルの問題演習をする機会をたくさん与えなければなりません。
このように個々の志望校と基礎力に合わせたな指導戦略を考案して、生徒たちに悔いを残させない受験、結果を残せる受験をさせることが私たちの使命です。
また、このような話を生徒さんにすると、生徒の受験に対する意識が一層高まってきます。そして、結果的に学力も高まっていく、という有り難い二次効果も発生します。(長岡)