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採点ミスをなくす対策、マーク式の導入!難易度は? 【京葉アカデミー】

2023年の公立高校入試で、98校で合計933件の採点ミスがあり、誤った不合格者などを出したことから、採点ミスをなくすために、県教委定例会主催の「入試改善協議会」では、以下等が議論されました。

≪現段階の決定事項≫

  • 【1】解答用紙を、マークシートと記述式の併用型にする。➡ 出題内容が変わるわけではなく、従来の記号選択問題の部分がマークシートになる感じである。
  • 【2】デジタル採点システムを導入し、特にボーダーライン周辺の受検者については再点検を行う。➡これによって、2名の採点者の突き合わせがしやすくなりミス減少を目指す。

≪模試業者の対応≫

この発表を受け、模試業者の進学研究会・総進図書も、12月以降の模試でマークシート対応を検討中です。

≪難易度の変化≫

一般的には、全ての問題をマーク式にしてしまうと、運よく高得点をとってしまう受験生が出てきて、難易度が下がる傾向があります。

事実、愛知県の場合は、記述式から全てマーク式の問題にしたことで、難易度が大きく下がったそうです。

(平均点例年6割前後→7割越え)

他方で、東京都は、マーク式と記述式のハイブリット型の入試問題で難易度が変わらないような工夫をしています。

千葉県も、この東京都のような出題になることが予想されます。

しかし個人的には、マークシート問題になることで、記述問題が制限されて、結果的に難易度は低下する可能性が高いような気がします。

【総務部 齋藤】

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