鳥 【河合塾マナビス新鎌ヶ谷校】
河合塾マナビス新鎌ヶ谷校 AAの和田です。
もうすぐ梅雨の季節がやって参ります。外の雰囲気がなんだか夏らしくなってきたかなと感じながら書き留めています。
さて、今日私が皆さんに提案したいことは、
「自分を客観視する能力を身に付けよう」
です。
『Know Thyself』
という言葉を御存じでしょうか。和訳しますと、
『汝自身を知れ』
という言葉です。
私が受験生であった頃、徹底してやっていたことが、まず、「現在の自分の状況を、自分のいる位置を、しっかりと把握する。」ということです。
では、これをすることによって、どんな効果が生まれるのでしょうか。
一つ目に、自分の今を知ることによって、自分に欠如していることが明確になります。それと同時に、上手くいっていることなども見えてくるでしょう。これは、現状把握の第一歩であります。
二つ目に、自分の現在地を把握することで、自分が設定している目標との距離が明確になります。このとき、自分の方向ベクトルの矛先がしっかりとその目標に向かっているか確認ができるとなお良いですね。
このように、自分自身を鳥のように俯瞰して見ることで、自分の状態と、自分の位置、さらには、目標地点まで、はっきりと見渡す事が出来るのです。そして、この「俯瞰する能力」こそが、「自分を客観視する能力」なのです。
みなさんは受験生として、自分があまり得意ではない教科、将来役に立つかどうか分からないことも、しっかり頭に叩き込まなければなりません。が、しかし、今回私が提案した「自分を客観視する能力を身に着けよう」というものは、世間一般世の中で生きていくために、また成功するために、必ず必要になることであると思います。(以前私の研究室の教授もこうおっしゃっていました。笑)ぜひこの≪大学受験生≫という人生では一瞬の機会に、この能力を身に着けて頂きたいです。時間があるときで構いませんから、もう一度この時期に、自分を見てみましょう。
(和田)