Some Tips to Read Faster
こんにちは、新鎌ヶ谷校の渡辺です。
最近英語読解で時間が足りなくなるという声をよく聞きます。そのため今回は早く読むためのコツをいくつか紹介したいと思います。
1.どこまで深く読むべきなのかを考える。
問題に合わせてどれほど内容をつかめばよいのかを考えましょう。
センター試験程度の量であればすべて隈なく読んでも良いと思いますが、文章の量が多くなるとそうしていたら時間が足りません。なので要点だけをつかみ、早く読むことが必要です。
2、要点を素早くつかむには
まず、英語の文章の構成を理解しましょう。一概には言えませんが、英語の評論の文章の構成というのは形がある程度決まっています。
まず最初の段落にはこの文章で読み手に何を伝えたいのかが一般化されて書かれています。なので最初の段落でこの文章は何についての文章なのかを推察しましょう。この推察というのは速く読むためにとても大きい要素だと思います。
次の段落からは、最初の段落で抽象的に説明されたことについて、データ等にもとづいて根拠づけをしたり、より具体的な説明がなされます。なので、最初の段落で文章の内容がわかれば、ここの具体的すぎる部分(日付、数字、データなど)や当たり前の内容は読み飛ばしてもいい訳です。しかし何でもかんでも読み飛ばしていいわけではありません。逆接や新しいアイデアについては注意して読むことが必要です。なのでその点だけ注意して、あとは読み流すという方法が早く読むためのコツになります。
最後の段落には今まで述べてきたことが簡潔にまとめられ、それに筆者の意見が書かれていることが多いです。最後の段落で新しいアイデアがでてくることは少ないので、最後にもう一度メインポイントをしっかり確認しましょう。
3.推察をする Making Inference
自分が読む文章は何について書かれているのかということをまず推察しましょう。
たとえば Alien, My Husband というタイトルがあったとします。
何について書かれているのでしょうか、宇宙に関する話なのか、エイリアンのように奇妙な夫の話なのか、国際結婚の話なのか などいろいろと想像がつきます。
実際この話は国際結婚についての話なのですが、このように最初に想像しておくと、後から読んだ際に内容が早く入ってきます。
他にも推察できることはあります。まず文章を1、2分ざっと読み、何が書かれているのかを大まかに把握し、内容を推察した上で読むとこれもまたリーディングのスピードがあがると思います。
またみなさんの多くが苦手と言う単語についてもですが、分からない単語が出てきた際の推察力というのはとても大切です。
このように、推察力というのはリーディングにおいてすごく大事なことだと思うので、ぜひ意識してみてください。日本人は空気を読むのが上手いというのできっと皆さん推察は得意なはずです!
4、物理的に読むスピードを上げる
みなさんはリーディングの際に文字を手やペンでなぞりながら、もしくは心の中で文章を音読していませんか?
それはとてももったいないです。音読のスピードで本を読んだら日が暮れてしまいます。そういった読み方をしている人は読み方を変えるだけで読むスピードが絶対に上がります。
実際に練習が出来るサイトがあるので紹介しておきます。
http://www.spreeder.com/
Spreeder.com is a free online speed reading software designed to improve your reading speed and comprehension.
ぜひ使ってみてください。
※ここまで偉そうに色々述べてきましたがあくまで個人的な意見なので、もしかしたら他に良いやり方がたくさんあるかもしれません。自分に合ったやり方で勉強してください。
↑皆さんの努力の顕れです