本年の千葉公立入試問題の検証と対策【京葉アカデミー牧の原校】
先日、教育委員会から本年千葉県公立入試問題の県全体平均点などが発表されました。今一度、本年の問題を見直した上で、翌年の受験に向けての対策を検証しました。
≪英語≫ リスニング問題の出題が大きく変わり受験者の混乱を招きました。内容は簡素で良いので、常に英語を聴きなれておく必要があります。1回1回の模試や過去問題の演習を大切にしましょう。対話文や長文など多量の英文を速く正確に読む能力が一層求められます。日頃から英文読解の機会を多くもつことが必要です。
≪国語≫ 漢字は小中学校の範囲の全ての読み書きを確認しなければなりません。古文は、登場人物を把握して、誰が何をしたのか、その行動の理由などを読み取る練習が必要です。文法・表現の出題も多いので、文法の確認の他に、語句、手紙の書き方、書き言葉と話し言葉の違い、多義語・対義語・類義語などの幅広い学習が必要です。
≪数学≫ 数学は、ほぼ毎回最も平均点が低くて、得点しにくい科目です。しかし、問1、2の基本問題は、決して難しくないので、必ず得点しなくてはなりません。そのために教科書や過去問を中心に十分な問題練習をしておくことが必要です。
≪理科≫ かなり難易度が下がり、定期テストと同程度の問題ばかりでした。ただし、大問数が多いので、基礎的なことを幅広く理解しておくことが必要です。また、暗記知識だけでなく、実験や観察を題材とした、その場で考えさせる出題が増えていますので、考える力を育成する演習型の学習が必要です。
≪社会≫ 以前に比べて、試験時間に対して問題の量が増えてきました。幅広い知識が求められます。特に地理については、資料や地図を読み取りすばやく正確に解答していく訓練が必要です。
(画像は、県教育委員会から発表された資料です。)【長岡】