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教室日記

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文章題を理解するには【キッズ・アカデミー流山おおたかの森校】

キッズ・アカデミーの算数教材では文章題も多く出題されます。
問題文を読んで式を作らなければなりません。
+なのか-なのか、上の学年になると、それに×、÷も加わります。
これらのどれを使えば良いのかが分からない生徒さんが少なからずいます。

単純に足し算、引き算なら、ご自宅でも小さいうちから教えていらっしゃるのでしょう、就学前でも皆さん感心するほどできます。
しかし、文章題から式が作れない。
就学前のお子さんなら、まだ文を読むことも難しいかもしれませんが、2年生くらいでも問題文が呑み込めない。問題文をろくに読みもせず、とりあえず出てくる数字だけを抜き出して、その間に入るのが「+かなー?-かなー?」と半ば当てずっぽうに入れてみる。間違えていたら「じゃ+だ」と。これでは意味がありません。
私は生徒さんには、文字だけを読むのではなく(字面だけ読んでも分かりません)、読んでその場面を頭に思い浮かべましょう、と言っています。「10人にお菓子を2個ずつ配ります。」という問題だったら、「学校のクラスのお友達を思い浮かべましょう、その子たちがお菓子を2個ずつ持ってるよ。」とか、自分の身近な事に置き換えられれば分かりやすいのかなと思います。

ただ、自分の身近な事に置き換えるには、経験したことがない事だと思い浮かべることも出来ません。
キッズ・アカデミーの年齢で教わる事は、生活にも密着する、基本中の基本です。
机上で文字を読ませるだけで問題を解くのではなく、勉強していることが自分の毎日とリンクする事が大事であり、これが出来れば文章題に悩むこともなくなると思います。
習い事ももちろん経験になりますが、日常の生活の中で、足しているのか引いているのか、掛けているのか割っているのかを自然に理解する経験をさせてあげて欲しいと思います。

【鎌谷】

「〇人減りました」なら分かりますが「違い」とか「何個足りないか」になると、「-」というのが分かりにくいようです。(1年生初め相当)

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