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教室日記

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夏のひとりごと。【京葉アカデミー 七光台校】

私は、7/18に柏の葉野球競技場の第二試合を観戦しに行きました。流通経済大学柏対暁星国際高校の試合をスタンドから観戦しました。実は、流通経済大学柏高校の野球部のマネージャーはおおたかの森校の卒業生です。彼女は、公立志望でしたが、不運にも公立入試が不合格になってしまい、流通経済大学柏高校に進学いたしました。私自身、彼女に限らず志望校不合格者には「本当に申し訳ない」の気持ちしかありません。そんな中、彼女は入学して1か月足らずで「野球部のマネージャー」になるため野球部に入部しました。と報告しに来てくれました。その時、私は「お前が3年生までマネージャー続けていたら最後の夏の試合見に行く」と約束しました。彼女はその後もおおたかの高校部に通い続けてくれ、仕切りなしに会う度私に部活での話を楽しそうにしてくれました。

 そしてついに、昨日の試合を見に行きました。序盤は7-0で流経が2回表まで勝っていました。「なんだ、余裕じゃん。」と思っていました。その矢先、2回裏に7点取られて、そこから逆転されてしまい。流経は負けてしまいました。7回からスコアブックを書かずにひたすら手を合わせて彼女はベンチから祈っていました。最後の相手チームの校歌斉唱の時の彼女の肩からは「3年間頑張った達成感と悔しさ」みたいなものが感じ取れました。あの光景は私自身一生忘れられない光景でした。

何よりも、高校生とは思えないほど立派でした。彼女に対して尊敬の念を持ちました。

 私が考えるに、彼女のすごさは、いつも前向きであるということです。公立入試で落ちても流経で決して投げ出さず自分の楽しみを見つけました。また、男だらけのマネージャーをやるうえで数々の悩みや、悲しみを自分の中でしっかりと消化しいろんな苦しみを奥歯でかみしめマネージャーの仕事を全うしたんだと思います。今、このご時世大の大人ですら、うまくいかないことがあれば環境のせいにし、また周りの人のせいにして生きている人は本当に多いです。大の大人がそうなのだから、きっともっと高校生はそういう状況であったと思います。そんな中、自分自身を前向きに考え、マネージャー行を遂行した彼女はとても素晴らしいです。

 中学生の皆さんも、これからたくさんつらいことや自分の頑張りではどうにもならないことが山のように訪れます。皆さんも、そんな時は物事を前向きに考え、自分の可能性を信じて行ってみてはいかがですか。

 中3生は夏休みになります。受験の天王山です。本当にここでがんばるか頑張らないかで決まります。何でもいいです。自分が何かを成し遂げようと決めたことは周りの環境に左右されず頑張ってみてはいかがですか。

 

最後に、マネージャーを務め切った彼女によく頑張った。お疲れ様。と次ぎあったら言いたい。

 

勉強なんてできなくてもいい。自分の決めた目標を遂行しようとする努力があれば。それだけあれば、勉強なんてすぐにできるようになる。

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