一人ひとりに適した特別課題 【京葉アカデミー千葉ＮＴ校】
中学３年生は夏前に保護者を交えた三者面談で、生徒一人ひとりに必要な学習内容を提案して、それを“夏期特別課題”として決めます。勿論、夏期講習があり入試対策の特別授業や宿題があり、５科目をバランスよく学習しなければなりません。その一方で、苦手科目や遅れている単元を集中して学習できるのは、この夏期しかありません。２学期になると入試対策の勉強も継続していきますが、定期試験対策や学校行事があり、大変忙しくなるからです。
この夏期特別課題は、一人でおこなう家庭学習でも、効果が上がりやすい内容を話し合って選んで決めます。その特別課題用の専用ノートを作って、それをお盆休み明けに提出するものです。提出することを義務にして、私たち講師がそれをきちんとチェックすることで、生徒の学習意欲は数段上がって、大変な量でもきちんとやり遂げるものです。
このような長期的な課題をきちんとやり続ける継続力、期日までに全部終わらせるために一日どれくらい進めればよいかきちんと決めておこなう計画力、これらの能力は高校入試だけなく、来るべき大学受験には絶対に必要な能力で、ひとたび身に付けることが出来れば、それはかけがえのない財産になるはずです。
（長岡）
[早めに提出してきた生徒のノート）
