School Days

教室日記

Scroll

KA
聴いたまま発音することの重要性【SupreEnglish 牧の原校】

今回は、幼稚園児小学生の英語学習で、“最も大切なこと”と“最もやってはいけないこと”をお話しします。

人間とは、知らない音を知っている音に置き換える習慣があります。

これは有名な話ですが、「赤い靴♪ は~いていた♪ 女の子~♪の歌」ですが、「異人さんに連れられて」という歌詞、年少期は「異人さん」という言葉は知りませんから、これを「いい爺さんに連れられて」と置き換えて、聞いて歌っていた子供が多かったらしいです。

このように人間の脳は、知らない言葉を、知っている言葉に勝手に置き換える性質があります。英語の発音とは、母音が5つのみの日本語では、言い換えることは絶対に無理です。それを無理やりカタカタに置き換えると、英語を英語で発音しようとする能力の進化を妨げるだけです。

(大人は限界がありますが、年少期は、まだまだ英語を英語として発音する潜在能力を秘めています。)

まずは、ネイティブが発音しているCD等の音声を、下手でも良いので、何をいっているかよく分からなくても良いから、そのまま、そのまま、真似て表現することです。

加えて、聴きとれる英語とは、自分で発音できる英語です。

ですから、幼稚園児や小学生の英語学習で“最も大切なこと”の1つは、「聴くだけでなく、それを真似て、出来るだけ聴いたまま発声練習をすること」です。

そして、“最もやってはいけないこと”の1つは、

「大人の日本人のカタカナ英語を幼稚園児や諸学生に模倣させること」です。

普段の学習で、

「ママ、これはどのように発音するの?」と尋ねられたら、

「これは、クッド ユー テール ミー ・・・」とカタカナで発音してあげるのでなくて、

「CDで聴いたまま、発音すればいいのよ! 書いてある単語と違うかもしれないけど、聴いたまま発音すればいいよ」と言ってあげてください。

(画像は、当校の幼稚園児と小学生低学年のジュニアクラスの学習の様子です。CDでのリスニングや発声テストは毎回行いますが、授業では英語で歌を歌ったり、ゲームをしたりして、まずは英語を楽しみ好きになることを重視しています。)【長岡】

*個人情報保護のため、画像の解像度を下げて掲載しております。

170610SE

 

 

School Days

各校舎の最新情報