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英単語の覚え方 パート2【河合塾マナビス 新鎌ヶ谷校】

こんにちは。新鎌ヶ谷校の上村です。もうすぐで夏休みですね。夏休みといえば友達と縁日に行ったり、あるいは川でバーベキューをしたり、、、、、、なんて思っている受験生はもちろんいませんよね(笑)塾に通って勉強できるのは親御さんのおかげです。そのことを決して忘れないでこれから受験勉強に励んで下さい。夏休みを満喫するのは来年、大学生になってからにしましょう。(ちなみに自分は高3の夏に、友達とお祭りに行きました。もちろん現役の時は全部落ちました。ほんとうに親不孝者です。)

さて、新鎌ヶ谷校では6月から英単語テストが始まりました。そこで前回同様、今回も単語の覚え方について書かせてもらおうと思います。前回の内容が暗記の仕方だったので、今回は英単語をどのように勉強するのかを紹介したいと思います。

まず英単語を覚えるとき、例えばunderstand=わかる、と英単語を一語一義で暗記しても英語はできるようになりません。なぜなら、この覚え方だと何を理解したのかが分からないからです。しかし多くの受験生はこのように英単語を勉強しています。
もちろん訳語を覚えるのも大切ですが、英単語を覚えるときに重要なのは①その単語をどのようなときにどのように使うのか②品詞は何か、の2点が大切です。①の話では、例えば濃いコーヒーを英語にするとstrong coffeeとなるように決まった表現になります。ここでstrong=濃いと覚えたり、strong=強いじゃないの?濃い=darkじゃないの?と思考するのはナンセンスです。何故dark coffeeだと間違いになるのかは、そのようにつかわないからとしかいえません。このように英語では動詞+名詞や形容詞+名詞のように、語と語の組み合わせ(コロケーション)が非常に大切になります。そこでこのコロケーションを理解するには今度は品詞が必要になってきます。②の話では、コロケーション以外も実際に問題を解く上でも必要になってきます。以下の問題は1988年共通一次試験(今のセンター試験)の文法問題です。挑戦してみましょう。My uncle broke his promise to take us to the beach. (    ) my sister was disappointed, her face didn’t show it.で、選択肢は(1)Even、(2)However、(3)If、(4)Thenです。答えは分かりましたか?もちろん正解は(3)のIfしかありえません。なぜなら(  )に入るのは接続詞(後ろに主語+動詞が必要)で、(3)以外の選択肢は全て副詞だから(  )に入ることが出来ないからです。ここで(   )の訳語に(だけれども)が入りそうだからHoweverを選んでしまった、という人は英語の勉強が根本的に間違っていたということになります。

余談ですが、問題がある以上問題を作る側の人がいます。英語の問題作成者は受験生に英語を本当に理解しているのかを聞いています。今回の問題は受験生に対して、訳語にだまされずに英語のルールを覚えていてほしい、という願いがこめられていると言えるでしょう。自分みたいな大学生がとやかく言うよりもよっぽど説得力がありますね。作成者の心情を読み取ることは受験以外でも大切なことです。想像力を常にフル活動させましょう。想像力といえば以上の2点のほかにも、語源やパーツの意味で覚える方法もあります。これは想像力を使った効果的な覚え方です。例を紹介すると、マニュアルの綴りはmanualで手動という訳語がありますが、このmanuは”手”という意味をもっています。同じ語源を持つ単語はマニキュアで綴りはmanicureです。おもしろいですね。ちなみにペディキュアの綴りはpedicureで、歩行者はpedestrianです。このように難しい単語を覚えるとき、あるパーツの意味がわかっていると思いだしやすいかと思います。

以上長くなりましたが、これらを意識してしっかりと英単語を覚えましょう。

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