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教室日記

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予習の必要性 【京葉アカデミー牧の原校】

先月、今年の4月から高校一年生になった当塾卒業生のO君が、夜遅くに突然来てくれました。学校の教科書でわからないところがあるから教えてほしいとのことでした。「まだ数Ⅰは、因数分解か2次関数の基本でしょう?数学が得意の君がどうしたんだ?」と訊いたら、「先生、Sin、Cosって何ですか?」と予想外の質問が返ってきました。「さすが進学校だね、普通の高校なら2学期の最期くらいから入る単元でしょう。もうそんなに進んでいるのかい?」と訊くと、「いえ、物理の予習をしていたら急に出てきたので、どうしても気になって来ました」と。彼は、数学と物理の予習を日課にしているようでした。(物理の放物線を描く落下運動では、水平方向と垂直落下方向に速度を分けるのに三角比の知識が必要です)

このような予習の習慣を、みなさんにも見習ってほしいと思います。特に、数学や理科が苦手な生徒は、すぐに実行してみてください。新しい単元や公式を習う場合、授業で初めて見るのと、一度完全に理解できなくてもいいから、予習してあるのでは、理解度に大きな差がでます。なぜなら、予習の段階で、授業中何を集中して聞けばいいか明確になっているからです。毎日たった10分でいいです、授業の予習をする習慣をつけましょう。

(小林)

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